2011年12月07日

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」あらすじ おすすめの童話文学 掲示板

<宮沢賢治「銀河鉄道の夜」>
孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと銀河鉄道の旅をする物語
宮沢賢治の銀河鉄道の夜.jpg

ぴかぴか(新しい)宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(詳細クリック!)


宮沢賢治が、28歳のころに最初の原稿を書きあげた後、37歳で亡くなるまで何度も書きくわえたり、書きなおしたりしたが、完成する前に賢治は亡くなる。。

<銀河鉄道の夜 あらすじ>
http://www.kantei.go.jp/jp/kidsold/ginga/ginga.html
『銀河鉄道の夜』は、ジョバンニとカムパネルラという、二人の友達同士の少年が「銀河ステーション」から銀河鉄道の列車に乗って、旅にでる話なんだよ。
主人公のジョバンニの家は、お父さんが長い間留守で、学校に通いながら新聞配達をしたり、印刷工場で働いて、病気のお母さんや家族を助けているんだ。カムパネルラのお父さんは博士(はかせ)で、ジョバンニはひそかに、カムパネルラに憧れているんだ。
そんなジョバンニが、まちが星祭りの「ケンタウル祭」でにぎわう夜に、一人で丘にいると、いつのまにか、カムパネルラと銀河鉄道の列車に乗っていたところから、物語ははじまるんだ。
列車は「銀河ステーション」を出発すると、天の川に沿って「北十字」、「白鳥停車場」、「アルビレオ観測所」、「鷲の停車場」、「サウザンクロス」と走っていく。ジョバンニとカムパネルラの二人は、停車時間に見知らぬ土地に降りたり、車外の美しい風景に見とれたり、車中に乗り合わせた人の不思議な話を聞いたりするんだ。
「鷲の停車場」が近づいてきたとき、とつぜん列車に幼い姉弟とその家庭教師の青年が乗ってきたんだ。青年たちは大きな船に乗っていて、氷山がぶつかり遭難した話をするんだ。沈没する船の様子を話す青年に、乗り合わせた燈台守が言った言葉が、
「ほんとうにどんなつらいことでも それがただしいみちを進む中でのできごとなら 峠の上りも下りもみんな ほんとうの幸福に近づく一あしずつです」
燈台守がなぐさめていました。
「ああ、そうです。ただいちばんのさいわいにいたるためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです」
青年が祈るようにそう答えました。
サウザンクロスに列車が着くと、青年たちは天上へ行くために、列車を降りてしまうんだ。二人はさみしくなった車内で「ほんとうのさいわい」についてはなしている。そうすると、カムパネルラも、ジョバンニの前からとつぜん姿を消してしまうんだ。そして、ジョバンニは丘の草の上で目さますんだ。
ジョバンニが、まちの大通りまでもどって来くると、まちはなんだかさわがしくなっていた。子どもが水に落ちてしまった、とまちの人は言っている。川に落ちた友達を助けて、流された子どもはカムパネルラだったんだ。









家「宮沢賢治記念館」(岩手県花巻市)
http://www.miyazawa-kenji.com/kinenkan.html
宮沢賢治が愛用したチェロや、自筆原稿など賢治ゆかりのものの展示のほか、ビデオやスライド、図書資料などで賢治宇宙にアプローチすることができます。










TV「100分 de 名著 宮沢賢治 銀河鉄道の夜」(NHK教育)
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/08_giovanni/index.html
ゲスト講師:ロジャー・パルバース(作家・東京工業大学世界文明センター長)


位置情報第1回:賢治の伝言
2011年12月7日(水)午後10:00〜10:25
この40年間でくりかえし「銀河鉄道の夜」を翻訳してきたパルバースさんは、宮沢賢治の愛した美しい高原で物語の世界へ想像をふくらませる。
「銀河鉄道の夜」を宮沢賢治が書いた動機は、最愛の妹トシを失った悲しみからだったとパルバースさんはいう。生と死をテーマに描いた「銀河鉄道の夜」の奥深い世界に迫る。


位置情報第2回:悲しみから希望へ
2011年12月14日(水)午後10:00〜10:25
大震災を経験した今、私たちはいかにその悲しみを乗り越え、希望を見出していったらいいのだろうか。悲しみから前を向くためにヒントとなるシーンが「銀河鉄道の夜」にある。どんな状況にあっても、けっして私たちは無力ではないというメッセージを、死の前まで「銀河鉄道の夜」を書き続けた宮沢賢治の生き方に見出す。


位置情報第3回:みんなつながっている 
2011年12月21日(水)午後10:00〜10:25
閉塞感が覆い始めている日本。そうした時にこそ、私たちはこの世界で決してばらばらではなく、すべてがつながっていると考えるのは有効ではないか、とパルバースさんは語る。森羅万象のつながりをみつめつづけた宮沢賢治。その思想は「銀河鉄道の夜」にも貫徹している。
「鳥を捕る人」や「さそりの逸話」など「銀河鉄道の夜」の不可思議な世界を読み解きながら、その奥にある「つながり」の思想を探っていく。


位置情報第4回:ほんとうの幸い
2011年12月28日(水)午後10:00〜10:25
現代の日本に宮沢賢治が生きていたら幸いへの道筋を、どう語るだろうか。賢治の世界をみつめ続けてきた鎌田東二さんは言う。「歌え、踊れ、そして笑え」。農民に文化や芸術を教えた賢治は、体の底からあふれてくる感情こそ大切だと考えていた。一方、パルバースさんは、「銀河鉄道の夜」に描かれたどこまでも行けるジョバンニの切符は、すべての人の心の中にあるという。宮沢賢治が教えてくれるもっとも大切な精神は「自由」であると。二人の対談を通して、「ほんとうの幸い」のありかを探る。









<光と影で描いた心に染みる影絵劇>
銀河鉄道の夜.jpg

ぴかぴか(新しい)影絵劇「銀河鉄道の夜」 [DVD]












宮沢賢治.jpg

ひらめき「読めば読むほどおもしろい宮沢賢治」
巻末には「異稿」「未完」の作品から直筆原稿5枚を収録。




本宮沢賢治「雨ニモマケズ」

本宮沢賢治「風の又三郎」

本宮沢賢治「注文の多い料理店」







<朗読CD「雨ニモマケズ」>
女優であり、演出家でもある長岡輝子さんが、ふるさと岩手のなまりで宮沢賢治の詩を朗読します。
宮沢賢治の雨ニモマケズ朗読CD.jpg
かわいい朗読CD「雨ニモマケズ」






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posted by 家庭教師 at 12:36| 国語 | 更新情報をチェックする

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